
鑑定書のサンプル
- ときに鑑定書現物を見たいとおっしゃる方がいらっしゃいますので、ここで現物の一部をお示しいたします。つぎは、実際の鑑定書の一部です。

私どもの筆跡鑑定書についての解説
私どもの鑑定書はつぎの3点の強力な特長があります
- 分かりやすく説得力が高い……「図説一覧方式」といいます。図と説明文をセットにまとめていますから、分かりやすいのです。分かりやすさは「説得力」に繋がります。
- 手本を利用した精密鑑定……手本を使うことで、細かな特徴がわかり、精密な鑑定に繋がります。
- スペシャル・ポイント鑑定……「これはAさんにしか書けない」という次元まで追い込みますので鑑定書の正しさが高まります。
鑑定書「治」についての解説
- (1)鑑定書で分かるように、図と説明を一体化して、見やすく分かりやすくしています。多くの鑑定書は、最初に説明があり、離れた巻末に資料がついているので読むのに苦労させられることが多いのです。分かりやすい鑑定書は説得力を高めます。
- (2)書道手本を使うことで、普通分かりにくい筆跡特徴が見えてきます。例えば「d」で指摘した「ム」と「口」の間の隙間の広さなどは普通は気が付きません。手本と比べて初めてこの個性的な特徴が分かるわけです。それだけ精密な鑑定が可能になります。
- (3)「d」で指摘した隙間の大きさは、私どもでいう「スペシャル・ポイント」です。このような隙間の大きさは普通気が付く人はいないものです。人は気づかない箇所に作為(偽造や自分の筆跡を隠すこと)は施すことはできません。つまり、気づかない箇所には書き手本来の筆跡個性が表れます。資料A・Bでそれが一致することは同筆を示唆するものと言えます。
- これによって、この特徴はAさんにしか書けない、BさんにもCさんにも書けないということを証明したことになりますから、極めて強い鑑定になる訳です。