今回は、「いつも変わった男性に惹かれ、なかなか結婚に繋がらない」とおっしゃる「ココ」さんで、主に愛情面からの診断とアドバイスをご希望です。一見するとデザイン文字のような書き方をされているので、皆さんはココさん自身が、それこそユーニクで型破りな考え方や行動をされるのではないかと思われるかもしれません。
しかし、接筆は99%閉型で転折は100%角型です.。これは、彼女が思考面と行動面共に、たいへん生真面目で几帳面な方であることを表しています。
一方、頭部の突出は明らかに長く、典型的な「頭部長突出型」です。リーダー志向が強く、仕事なども自分のやり方で、バリバリ進めたいほうでしょう。その上、「へん」と「つくり」の空間が狭い「開空間狭型」ですから、あまり人の言うことは聞かない傾向がありますね。社会や人の思惑よりも、ご自分の信念や想いに忠実でありたいと思っていらっしゃるようです。
また、文字は縦長型で、住所や宛名は大きくうねっています。物質的な事柄よりも精神的な事柄を重視し、ご自分のペースや独特のリズムと言ったものを基準に、日々行動されていることでしょう。さて、「頑張り度」はどうでしょう。ハネはほとんどないので、努力とか根性といった言葉は好きではないかもしれませんね。頑張り度はイマイチですが、しかしその分、軽快で、物事にあまり執着しない方なので、何かあっても立ち直りも早いほうでしょう。
これらの筆跡特徴には、ココさんが型破りな男性に惹かれる理由が隠されています。つまり、ココさんは、本当はご自分が型破りに生きたいのに、意外に保守的で生真面目な面とあらゆる困難を乗り越えてでもやり切るという気持が弱いせいで、思うほどはできないでいるわけです。そこに「自分にはこんなことは出来ない!」と思うことをやっている人と出会うと、憧れや尊敬の気持が生じて「ステキ♪」と思ってしまうのでしょう。
いざお付き合いを始めて結婚を考えると、彼の生き方についてゆけない自分に気付く・・・今まではその繰り返しだったのではないでしょうか。しかし結果はどうあれ、その度に、ココさんは「私ってこういうことが好きなんだ!」「嫌いなんだ!」と大いに得るものがあるはずです。恋愛は、自分という人間を知る、最も適切アイテムだと言われますよね。ココさんも、違ったタイプの男性と付き合うことで、ご自分を多角的な面から理解していらっしゃるのです。
さて、相性の良いタイプは、一見好みではないかもしれませんが、真面目な中にもユーモアのある常識的で大らかな男性です。自己主張の強いタイプとは喧嘩になるでしょう。
筆跡からのアドバイスは、考え方に柔軟性を持たせ、心の広さを養うために「接筆部」を開け、「へん」と「つくり」の間を空けて書くようにしましょう。
これからも恋愛やたくさんの出来事を通して、何よりもご自分の中にある素晴らしい面に気付いていって下さい。相手の中に見えるモノは、実はご自分の中にすでにあったと思われるかもしれません。恋愛は体力と精神力がいりますから、健康に気をつけてどうぞ大いに頑張って下さいね!