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開運筆跡診断!幸せの扉をひらく文字ぐせの魔法
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今回は、メルマガ読者“さとし”さんの筆跡を診断いたしましょう。


相談内容・・・ 仕事を今後どうしていくかで悩むことが多いので、職業面と金銭面について教えてください。
 

 
    “さとし”さん・28歳・会社員・男性
筆跡診断

診断の感想

 今回筆跡診断をしていただきありがとうございました。診断結果を拝見させていただき、恐ろしいくらいに自己認知ともあっていて、アドバイスも耳が痛い内容であったことに大変驚きました。

 文字に自分の性格や指向性がそこまで出るとは思っていなかったので大変よい気付きでした。

 ご指摘の通り、私は興味の強いことに関してはエネルギッシュに短距離走をすることは得意ですが、とにかく飽きっぽく継続して何か積み上げるというのが課題です。

 現在、関西に拠点を作りその責任者として働いているのですが、メンバーも持ち、根気良く基盤を作る必要性を感じています。今自分は良い試練の中にいるということに気づけてよかったです。

 
筆跡診断

 今回は、「現在は会社員ですが、今後どのように仕事に取り組めばよいか悩んでいる。また金銭面でのアドバイスも希望します」とおっしゃる28歳男性の「さとし」さんです。おハガキには詳しいことが書かれていないため、現在の職種や転職の可能性、また将来独立されたいのかどうかはわかりませんが、30歳を目前に控えた「さとし」さんが、今後の人生設計を真剣に考えようとするお気持ちが伝わってきます。文字は一体どのような情報をもたらしてくれるのでしょうか? 早速見てまいりましょう!

 まずは全体のバランスから。官製ハガキではないので、かえって個性が表れているかもしれません。マス目のない郵便番号はやや上部に位置し、宛先と宛名がうねっていて、文字と文字の間は少し詰まって書かれています。これらの特徴には、新規事業には積極的で、始めるなら早くやりたい!という気概が感じられ、感覚的に物事を捉えて、一気に取り組むといった行動傾向が表れています。短距離ランナーとして優れた動きをされます。その分、長期的で忍耐の必要な仕事に対しては苦手意識を感じるかもしれません。

 次に、文字の特徴に移ります。考え方を表す「接筆部」はほとんど閉じていますが、「神・県・寛」は開いているような、いないような「あいまい型」です。考え方は基本的には生真面目なのですが、選択の際には、なかなか決められずにあれかこれかで迷いやすいようです。この点は、ご質問の「悩むことが多い」とも一致していますね。一方、行動面を表す「転折部」は全て角型です。行動面では決められたことをしっかりと遂行するでしょう。さらに、宛名はさほどではありませんが、宛先はかなり右上がりに書かれていますから、世の中で正しいと思われていることは自分でも積極的にやろうとし、人にも勧めたいタイプでしょう。

 次に、頭部の突出を見ると「神」以外は短かめです。「オレがオレが」といった自己主張や、率先して場を仕切りたいという気持ちはあまりなく、周囲の人たちと協調することは苦ではありません。割合、待ちの姿勢や受身であることが多いようです。さて、粘り強さを表すハネの部分ですが、「奈」以外はハネがありません。それに加えて、「神」「横」「寛」の四角く囲まれた部分の下部線を見ると、左右のどちらかが開いています。何をやっても手早く、あっという間に終わらせますが、詰めの甘いところから思わぬミスをしてしまうことがありそうです。これは金銭面のツメにも関係しているので、ついうっかりの出費が多いのではないでしょうか。

 最後に、人間関係について見てみましょう。へんとつくりはとても狭く書かれています。これは、どちらかというと閉鎖的で、あまり人の意見に積極的に耳を傾けようとはなさらない方に多い文字特徴です。「様」の右への払いが長いことからも、好きなことにはエネルギーを惜しまないため一人でいるのが苦にならず、友人も、親友と呼べる人が一人いれば十分だと思っているご様子です。職人気質といえます。

 以上の特徴から、「さとし」さんの職業面を分析してみると・・・・。さとしさんは、典型的なスタートダッシュ型として、短期間で終結するお仕事だとイキイキとしてヤル気がみなぎるタイプです。仕事が速い分、多少のミスは目をつぶってくれる上司がいて、細かい部分は別の方が引き受けてくれて、毎日違ったことをやるような職場なら、現在のように悩むこともないでしょう。しかし、それは、何か一つのことを投げ出さずにコツコツとやり続けることが、今の「さとし」さんに必要であるからかもしれません。このままだと何も変わらないから早く次に進みたいというお気持ちは大変よくわかりますが、石の上にも3年という言葉がございます。今のところで何か一つやり遂げたと思えるまで、もう少し踏ん張ってみてはいかがでしょうか。

 筆跡特徴からは、文字と文字の間だけでなく「へん」と「つくり」を少し空けて書き、ハネを強くし、接筆はしっかり開くようにしてみましょう。また、詰めをきちんとするために、四角く囲まれた文字は接筆部を開け下はしっかり閉じましょう。 焦りを抑えて、粘ったことで見えてくるものが必ずあります。そこから自信が生まれ、かえって決断が早くなります。ご自分を信じて頑張って下さい。

  ヘンリー根本&愛犬「ビッキー」
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