今回は、「フードコーディネーターの仕事をしています。職業面を含めた金銭面でのアドバイスをお願い!」とおっしゃる37歳女性の「ローレン」さんです。
「今まで食べたものが、今のあなた自身である」という言葉があるように、「食」は人にとって、とても大切なものです。食の安全がますます重視される時代であることからも、人に喜ばれ必要とされるやりがいのあるお仕事を選ばれたローレンさんは、毎日が充実していらっしゃることでしょう!
さて、気になる金運は?早速見てまいりましょう!まずは全体のバランスから。横書きで、「区」を除けば、文字の大きさは比較的揃っています。文字と文字の間は詰まるでもなく、空きすぎることもなくごく普通の間隔で書かれています。垂直度はさほどではありませんが、といって、うねりを取り上げるほどではありません。このことから、ローレンさんは、のんびり屋さんでも、せっかちでもなく、何事もほどほどのペースで取り組む方であるようです。余談ですが、筆跡心理学では、通常「横書きは気の若さを表している」と判断するのですが、それは昔は縦書きが多かった中での話なので、横書きで書く人が増えつつある昨今では、同じようには言えなくなってくると思われます。
次に、文字の特徴に移ります。考え方を表す「接筆部」は閉じており、行動傾向を示す「転折部」は多くが角張っています。つまり、考えた方も行動もたいへん生真面目几帳面で、最初に「これはこうするんだ」と教わったら、ずーっとそのやり方を守り続ける方でしょう。次に、「きへん」など、頭部の突出を見ると全ての文字が全く出ていないか、短いかのどちらかです。自己主張はほとんどせず、それより、人との調和を図ることの方が大切と思っていらっしゃるようです。そのうえ、包容力を表す「へん」と「つくり」の幅が、かなり広めであるので、気持ちにゆとりがあり、どのような意見でも「そういう考え方もあるのか」と素直に受け入れられる、器の大きな方であることがわかります。以上のような性格傾向から、もし、ローレンさんが会社にお勤めしていたら、上司からはとても可愛がられ、部下にはよく相談を持ちかけられ頼られたでしょう。
さて、粘り強さを表すハネの部分ですが、ほとんどハネがありません。何事にも無理はしない、嫌なことを無理してまでしたくないという気持ちがあるようです。生真面目なので、任されたことにはきちんと取り組みますが、要求されたことを超えて、さらにあと一歩頑張ろうとするまでは惜しいかな、行かないかも。そのほかには、「横」や「様」のきへんが交差する、軽い「刃物運」が特徴的です。これは、刃物の扱いが上手な方に多く見られる筆跡で、この点からも、ローレンさんがお料理上手であることが証明されます。
以上の特徴から、ローレンさんの職業面および金銭面を分析してみると・・・・。ローレンさんは、上司や先生の教えを素直に聞き入れ、教えられたとおりにやっていこうとする真面目な方です。人との和を図り、多くの人に好感をもたれていらっしゃる半面、ここぞという場面では、相手を優先したり、気持ちを読みすぎて、押しの弱いところもありそうです。また、いろいろな手法に対する理解もあり、関心も寄せますが、ご自身では、奇抜な新しい発想が生まれにくいかもしれません。もともと器の大きな方なので、筆跡特徴からは、視野を広くして、常識的な考えから外れてみるために、右上の接筆はしっかり開くようにしてみましょう。視野が広がれば、活躍のチャンスも増え、結果として収入も増える…というわけです。また、気が向かなくても必要なことをやり遂げる粘り強さを養うために、「子」などのハネのある字は、ハネをしっかり書きましょう。ローレンさんは、刃物運があるので、フードコーディネーターのお仕事はピッタリです。よくご自身の特質を理解されていますね!ローレンさんは、多くの人に必要とされていることを自覚なさって、自身と勇気と粘りを持って行動なさって下さいね!応援しています。