今回は、40代/事務職の「K・H」さんです。「古い友人達に距離を感じ、このまま絶縁してしまうかも…時間が解決してくれるのでしょうか?」というご質問を頂きました。では早速みていきましょう!
[人物像]
新しいことには意欲的で常に前向きに取り組もうとする方でしょう。じっとしていることが苦手で、いつも忙しく活動されており体力スタミナともに恵まれています。基本的には努力家で、負けず嫌い。一度決めた目標は、何があってもやり通す根性をお持ちです。何事もご自分の信念に基づき、かつ自分のやりかたで進めたい気持ちが強いでしょう。そのため、なかなか人に仕事を任せることができず、ついつい何でも自分でやってしまう傾向や、生来のリーダー気質から、人に頭を下げたり、人からのアドバイスを受け入れ難い面がありそうです。ただ、好みがはっきりしているため、好きなことには一心不乱に打ち込みますが、気が乗らないことにはなかなかヤル気が起こらず、結果に差が出るかもしれません。
K・Hさんの文字で折れ曲がる部分は多くが角張っていますが、中には丸みを帯びたものも混じっているので、社会常識を重視して会社のルールにそって行動しつつ、まあほどほどでいいだろうと臨機応変な対応をされる方でしょう。一方、考え方を表すのは「口」などの左上の部分ですが、「根」以外の文字は全て閉じています。ですから、K・Hさんは生真面目できちんとしていたいと思う方なのです。小さい頃、先生やご両親から言われたことを、今でもしっかり守っているかもしれません。まとめると、考え方にはご自分なりの美学と信念があり、行動は時と場合で使い分ける器用さをお持ちだと言えます。人間関係面では、幅広い人脈をお持ちではありながらも、人は人自分は自分という、きちんと境界線を引ける方ではありますから、あまりべったりした付き合いは好まないでしょう。一度気に入った人とはお付き合いは長いでしょう。
[ご質問/職業面と愛情面について]
人は一生を通じて、小さい頃から変わらないものと、経験により変化する両面を持っています。
基本的には生真面目なK・Hさんですが、今はもっと自由に自己表現したり伸びやかに行動したいといった気持ちがあるようです。その時々で出会った方が、同じタイミングで変化するとは限らないものです。人間関係は「切る」ものではなく、その時々で遠いか近いかという距離感の違いとお考えになられてはいかがでしょう。何だかだんだん遠くなってきたなあと感じた時には遠くなるに任せましょう。ご縁があれば、また近くなることもあるかもしれません。その間はK・Hさんが無理をせず、本音で付き合える人と付き合えばいいのです。全ての人間関係は、K・Hさんの個性を教えてくれるためのものです。ご自分を自由にすることで、周囲の人達も自由になれるのです。
[筆跡改善アドバイス]
K・Hさんの文字は力強く、安定感がありますので、今のままでも特に問題はありませんが、もし、詰めの甘さが気になるようでしたら四角く囲まれた文字では下はしっかり閉じて書き、視野を広くしたいなら左上の接筆部は開けて書くようにしてみましょう。