今回は実名でご登場いただきますが、30代男性の窪田恭史さんです。「家業の後継者なので、自分のリーダーとしての資質を教えてください!」とのことです。では早速みていきましょう!
[人物像]
窪田さんは、閃いたり思い立つと、まずはやってみよう!とすぐに行動に移せる方でしょう。好奇心が旺盛で、特に新しいことには前向き且つ積極的、チャレンジ精神の持ち主です。何かに取り組む際には、感情的にならずに一定のレベルとペースを保ってコツコツとやり遂げます。毎日のルーティンワークも嫌がらずにこなすことが出来ますから、周囲からの信頼は厚いでしょう。
自己表現及び感情を抑制する傾向が見られますが、本来は感受性が強く、小さな事にも感動する感性豊かなところがあります。人でもモノでも一度気に入ると飽きることはありません。ご自分の好きなことには努力を惜しまず時間を忘れてのめり込むタイプです。また、自己主張はしっかりとお持ちなので、人からの命令や指図は好みません。周囲と上手くやっていくよりも、たとえ一人になっても自分のやり方で進めたいと思うリーダー気質の持ち主です。
社交面では、大勢の人と賑やかにワイワイ騒ぐよりも、自分と同じ価値観と感性をお持ちの相手(しかも少人数)と、じっくりと話し合うのを好まれるようです。ただ、細かい違いに敏感で、人に気を遣われる方ですから、一人で好きな事をやっていたい方でしょう。
窪田さんの基本行動パターンですが、文字中の折れ曲がる部分は全て丸みがありますから、ルールや常識にとらわれず融通を利かせて動ける方です。一方、考え方を表すのは「口」などの左上の部分ですが、こちらは閉じたり開いたりしていますから、時と場合によって、正義感が強く生真面目であったり、柔軟でユーモアのある発想をされる方でしょう。
[ご質問/リーダー資質について]
窪田さんの強みは、自主性(リーダーシップ)と専門性と仕事をコンスタントにこなせる点です。新しいチャレンジには意欲的で腰の軽いところも、時代に合わせて、家業を発展させてゆくのに必要不可欠な特徴です。
実際、現場のリーダーシップとは、営業力と判断力と先見性が合体したものです。それには、臨機応変に対処できる柔軟な思考と行動、懐の広さ、切り替えの速さが必要です。
その観点から言うと、窪田さんは十分にその質をそなえておいでですが、理想家で芸術家気質の面により、現実とのギャップで少々苦労されていらっしゃるかもしれません。文字(字間ツブレ)には多少プレッシャーがかかっているご様子が表れています。ご自身や部下の方々に対して期待をかけず、瞬間瞬間常に、窪田さんは「その時の最善」を尽くしていることをどうぞご自覚下さい。
そのベストを尽くしている感の積み重ねが自信となり、次の行動への勇気がもたらされます。真のリーダーとは、人を上手にコントロールする人ではなく、ご自身を最大限に活かせる方です。ご自身をどう扱っているかが、部下や会社に反映されることを覚えておいて下さい。どうぞご自身に寛大であって下さい。
[筆跡改善アドバイス]
窪田さんが、自他共に懐広く自信を持ってリーダーシップを発揮するには1)へんとつくりの間はやや広めに、2)文字は大きめに細かな線もしっかり書くようにしてみましょう。