いくつかの鑑定所のウェブサイトは、代表者や鑑定人の名前を記載しておりません。なぜなのでしょうか？反社会的な人物や集団でなく、鑑定業をごく普通にビジネスとして行っているのであれば、名前を出すことは当然ではないでしょうか。

何十万もするサービスを匿名の人物の頼むということは不安があります。当方であれば、高額のサービスの利用時には相手の身元や風評を確認しますし、多くの方は同様であろうと思います。ですから、商売的にも匿名ということはマイナスなはずです。それにも関わらず名前を伏せているということは、例えば雇われ人であるが小遣い稼ぎに副業としてこっそり行っている、あるいは世間に対して過去に名前が（悪い意味で）知られたので隠している、といったことが考えられます。

匿名で行うということはやはり何かしら事情があると思いますし、筆跡鑑定をお考えの方はそういった鑑定所は、ごく普通に考えて避けたほうが無難でしょう。